枝野幸男代表は10日、9月に米国を訪れた際にワシントンD.C.で懇談した知日派のグレン・S・フクシマ氏との朝食会談を東京都内で主催し、日米両国の政治の現状と展望などについて意見を交わしました。会談には、福山哲郎幹事長、逢坂誠二政務調査会長代理、本多平直筆頭副幹事長、岡本あき子幹事長補佐が出席しました。

 グレン氏は、カリフォルニア州出身の日系3世で20年間日本に居住し、帰国後もアメリカ合衆国通商代表部中国・日本担当や日米友好基金の副代表などを務めた知日派。現在は、シンクタンク「米国進歩センター」(CAP:Center for American Progress)のシニア・フェローとして、アメリカ・東アジア関係、日米関係、国際政治経済などの政策に携わっています。

 グレン氏の話は、11月に行われる米国中間選挙や第4次安倍改造内閣の分析、トランプ・安倍両首脳の関係に対する米国での評価、沖縄県知事選挙に対する米国の見方、朝鮮半島と日米の関係など多岐にわたりました。

 立憲民主党からは、沖縄の知事選で民意が表れたことを解説。今後の課題に関しても議論を交わしました。