枝野幸男代表は13日夕、米国大使館を訪れ、ウィリアム・F・ハガティ駐日米国大使と会談。会談は、昨年夏に大使に就任したハガティ氏からの要請を受けて昨年末から調整していたもので、国会日程等の都合で同日の開催に至りました。福山哲郎幹事長と松平浩一衆院議員が同席しました。
福山幹事長は、会談後国会内で記者団の取材に応じ、概要を報告。会談ではまず、枝野代表がハガティ氏の駐日大使就任のお祝いと歓迎のあいさつ。ハガティ氏の大使着任直後に日本では総選挙が行われ、新しい政党として立憲民主党が立ち上がったという紹介と民主党政権時代に官房長官として東日本大震災などで米国から大変な協力をいただいたことに対するお礼、また経済産業大臣として日米通商交渉等に臨んだことにも触れ、日米同盟や日米関係、経済問題での今後の日米連携の重要性などに言及し、ハガティ氏の日本でのご活躍を祈念する旨表明したと明かしました。
会談では、枝野代表から沖縄県での度重なる米軍機事故等に対する懸念を表明。「本来日本政府がしっかりやるべきことではあるが、大使におかれてもぜひ沖縄県民に寄り添っていただきたい」旨伝えたほか、北朝鮮問題についても意見交換しました。